パニック障害を克服しよう!(パニック障害の症状・原因・治療法等)

スポンサードリンク

パニック障害とは(パニック発作と予期不安)

パニック障害とは、精神・神経の疾患の一つで、「パニック発作」と呼ばれる発作を恐れるがあまり様々な不利益を被ってしまう病気です。

パニックディスオーダー(panic disorder)とも呼びます。
略してPDとも言われます。

なお、昔は「不安神経症」と呼ばれていました。


パニック障害の代表的な症状として、「強い不安感」があります。

動悸や吐き気、めまいや冷や汗といった不快な症状が一気に襲ってくる「パニック発作」と呼ばれる発作を恐れるがあまり、「予期不安」という状態に陥り、日常生活における行動が著しく制限されてしまうのです。


まず、パニック発作とは何なのか?

これを知るには、先に不安とは何なのかを知る必要があります。

「不安」とは、生物が危機に陥った時に発動する危機回避能力の一つ。

誰しも、非常事態などに遭遇した時には不安を感じるようになっていますし、不安を感じたら不安症状が出るようにもなっています。

まずは動悸。
これは、脳が非常事態を察知した時に、鼓動を早くして血液や酸素を全身に送り込み、即座に危機を回避するための行動を起こせるようにしているのです。

そして吐き気。
これは、非常事態には直接関係ない消化器系の働きを一時的に落とし、その分のエネルギーを非常事態に対応するエネルギー、例えば走って逃げるなどの行動に充てられるようにしているのです。

あとは冷や汗。
これは、人間がまだ四本足で歩いていた時の名残で、汗をかくことにより走って逃げる時のスベリ止めの役割を果たしていると言われています。


このように不安症状は、通常時に訪れればただの不快な症状ですが、非常時にはそれぞれ意味のある働きなのです。
つまり、不安症状自体は人間が生きていくために必要な機能・能力なのです。


この不安症状が、必要のない時に出てしまうのが「パニック発作」。

一旦発作が始まると、動悸・吐き気・冷や汗・めまい・腹部の不快感・ふらつき・絶望感・離人感・息苦しさ・しびれなどなど・・・・・・
実に様々な症状が一気に襲ってきます。

そして、数分から十数分の間にピークを過ぎ、あとは自然と回復していきます。

死ぬほど辛い症状ですが、実際にパニック発作で死んでしまうことはありません。

しかし、死んでしまうことはないにしても死ぬほど辛い症状であることには変わりありません。
よって、「またあの発作が出たらどうしよう」という恐怖感に縛られてしまうのです。

パニック発作に対し過剰に恐怖を感じてしまうこの状態のことを「予期不安」と呼びます。

「パニック発作に襲われたらどうしよう・・・・」
「あの発作がいつくるかわからない・・・・」

なんの前触れもなく来ることがあるパニック発作に対してこうした不安を常に感じてしまい、日常における行動が著しく制限されてしまうのです。


こうして、予期不安が付きまとうことで普段どおり行動できなくなるのが「パニック障害」です。



【 パニック障害の基礎知識 メニューへ 】

【 管理人の『腸内フローラ改善記』更新中 】

【 トップページへ 】