パニック障害を克服しよう!(パニック障害の症状・原因・治療法等)

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第十話 : 診断結果U

その日の夜、貰った薬を寝る前に一錠飲んでみました。

そして翌朝ももう一錠。

しかし正直なところ、「飲んだ感じあまり変化がないんだけども、本当に効くの・・・・・?」とやや諦めムードが僕の中で漂ってました。


しかし・・・・・
その日の夕方くらいのこと。

今までとは違う感じで、不意にトイレへ行きたくなったのです。

ここ数ヶ月は、下痢と便秘を繰り返すだけで、普通にトイレに行きたくなって普通に済ます、ということがほとんどありませんでした。

なのに、今日はなぜか非常に順調。
腸に不具合を感じる以前の、あの正常だった時の状態です。


それから数日、腸の不具合はピタリとなくなりました。
あれだけ不快だった症状が、ほとんどなくなってしまったのです。

これに思わず感激し、「一週間後にきてくれ」と言われていたのに、4日ほどしか経っていないのに病院へ行ってしまいました。
この嬉しい報告をするために。


「先生! 治りました! もらった薬を飲んだら、たった一日で治りましたよ! いやぁ、凄いですねあの整腸剤! あんなのがあるなら先に出してくださいよ〜♪」

浮かれまくりです。
とりあえず一つ厄介なことが片付いた、という喜びを隠しきれません。

すると先生は、共に喜んでくれつつも、ちょっとシリアスな表情でこんなことを言い出しました。

「うん、そりゃ良かったね! やっぱりこの薬が効いたかぁ。 いや、実はね、それ整腸剤じゃないんだよね。」

「え・・・・・?」

「デパスっていってね、抗不安薬の一つなんだよ。」

「こうふあんやく・・・?」

「抗不安薬っていうのは、文字通り不安を和らげる薬で、睡眠薬としてもよく使われる薬だよ。 で、このデパスっていうのはベンゾジアゼピン系といって、比較的安全な種類の薬でうんたらかんたら・・・・・」

ここから、医者による専門用語オンパレードな説明が開始されました。
今ならほとんど理解できるのですが、この頃はまだチンプンカンプン。

あまりに気持ち良さそうに喋っているので、この雰囲気を壊すのもなんだなぁ、と思って「なるほど」「へぇ〜」「そうなんですか」といった言葉を駆使して話を合わせました。


そうです。
あの時渡された薬、あの薬こそが、その後長々とお世話になることになる「デパス」だったのです。

運命的な出会いでした。
この薬をここでもらったことにより、後々パニック障害という病気をつきとめ、いろいろな対策法を知ることになるのです。

デパスなどのパニック障害に使える薬については、こちらのコンテンツで解説していますので、薬についての解説はここでは割愛します。。


「ところで先生、僕の病気って何だったんですか?」

「うん、多分『過敏性腸症候群』だね。」

「かびんせいちょうしょうこうぐん・・・・・・?」

「つまり、ストレスで腸が正常に動かなくなる病気のこと。 だから、ストレスを和らげる薬であるデパスが効いたんだよ。」

「なるほど・・・・・ あ、でしたら、以前ちょっとお話した発作のことって覚えてますか? 動悸とか吐き気とかがいきなりくる、っていう発作のことなんですけど。」

「ああ、何か言ってたね。」

「あの発作も、過敏性腸症候群のせいだったんですか?」

頼む、「そうだ」と言ってくれ!
僕は必死でそう願っていました。

そうすれば、原因不明な不気味な発作、という恐怖から逃れられる。
過敏性腸症候群さえ完治すれば、もうあんな発作を怖がることなどなくなる!

しかし・・・・・・

「いや、関係ないねぇ。 過敏性腸症候群ってのはあくまで一過性のもので、ちょっとしたストレスでなっちゃう人もいるんだよね。 その分、ストレスの元が無くなればすぐに治っちゃうし。」

「・・・・・・・・・そうですか。」

「うん。 過敏性腸症候群はあくまで腸が正常に動かなくなるだけで、それ以上は何もないから。」

「はい、わかりました・・・・・」

過敏性腸症候群はほぼ治ったものの、肝心の発作の原因がわからず意気消沈する僕。

一瞬、「これで全部解決か!?」と色めき立ってしまったため、ショックも大きかったです。


でもまあ、一応腸の不具合は治ったわけだし!と気持ちを入れ替え、元気よく病院を出て行きました。

もちろんカラ元気。

結局この過敏性腸症候群は、発作の恐怖心によるストレスから発生した二次的病気。
つまり、根源となる発作の原因はまだ何一つわかっていないのです。

本当の問題はこれから・・・・・・



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