パニック障害を克服しよう!(パニック障害の症状・原因・治療法等)

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第六話 : 3回目のパニック発作

2回目のパニック発作からしばらくした後。

最初の頃は不気味な感情が消えなかったものの、「気にしてもしょうがない。 せっかく一人暮らしをしたんだし頑張ろう!」という気持ちが強かったので、無理矢理にでも大学へ行ったり、バイトを決めたりと動いていました。

この頃はまだ本格的なパニック障害に突入していなかったためかいろいろ無理も利き、また、無理をしているうちにそれが普通のこととなり、徐々にパニック発作のことなど忘れていき、いつの間にか普通の生活が送れる状態になっていました。


ところが・・・・・・
ついに3回目のパニック発作が僕を襲います。

この3回目の発作が、僕がパニック障害になってしまう決定打となりました。


確か、2回目の発作から半年ほど経った頃だと思います。

その日は、大学終わりでパチスロ屋へ。
もちろん、ただ遊びに行っていたわけではありません。

バイトで生活費までは補えましたが、さすがに家賃までは無理。
でも、できれば家賃も自分で補いたい。

こんな思いから、バイトに加えてパチスロも精力的に打ち出し、家賃や生活費の足しにしようと思っていたのです。

幸い、この頃にはパチスロでの立ち回りの腕が充分備わっていて、毎月ほぼ確実にプラスにできるような状態。


パチスロ屋へ到着し、いつものように良さげな台(出そうな台)を見つけ出して着席。

この時選んだ機種は、忘れもしない「ハードボイルド」という機種。

ここでパチスロのことを長々と説明するのもどうかと思うので、凄くかいつまんで書きます。

この機種には「AR1000」と呼ばれるプレミア的な役が存在し、このプレミア役を引いてしまうと最低でも2〜3時間は打ち続けないといけなくなります。

この間、コインが出続けますので。

そしてこの日、なんとこのAR1000を引いてしまったのです!

僕は、強烈な興奮に包まれました。。
今日は一体いくら勝てるんだ?と。。

2〜3時間はコインが出続けると書きましたが、これはあくまで最低ラインで、もっともっと出続けることも普通にありえます。
一撃で10万円勝ち、というのも珍しくありません。

興奮により、心臓がバクバクと波打っているのがわかります。

「やった・・・ 引けたっ・・・ よぉし、出ろ!出ろ!」

ただでさえ興奮しているところへ、さらに自分で自分を煽ります。
体もカッカカッカと熱くなってくるのがわかります。


その時でした。


ドックン、という大きな鼓動が起こり、直後に今までのパニック発作で味わった動悸よりもさらに激しい動悸が始まったのです。

もちろん、同時に冷や汗や吐き気といった症状もどんどん追随してきます。

「うそ・・・・・ こ、これって・・・・・」

こうした発作はこれで3回目。
すぐに理解しました。

ああ、また始まったんだ、と・・・・・
死すら感じてしまうくらいのあの発作が、と・・・・・


今にして思うと、これは論理的拘束によるパニック発作の誘発。
最低2〜3時間は打ち続けなければいけない、ということに対し、無意識のうちに拘束感を感じてしまったのでしょう。


発作が出てしまったとはいえ、さすがにここでこの台を捨てて帰るわけにはいきません。
生活がかかっているのですから。

もちろん、何度も「もういい・・・・ 金なんかいらない・・・・ とにかくこの死ぬほど辛い状況から逃げ出したい・・・・」という思いに駆られ、出玉を捨てていきそうにもなりました。

しかし、なんとかグッと堪えて、外に出て深呼吸したり冷たいペットボトルを顔に当てたりしながら体調を整えようと頑張ってみました。


店内・店外を行ったり来たりしながら体調を整えつつ、なんとかプレミア役の消化を終え、6万円ほどのお金を手に入れた僕。
換金を終えると、この上ない不安な気持ちになりながら足早に帰宅。

この後、普段のパターンでいけば「誰かを誘って夕飯がてら飲みに行く」という流れになるところが、全く食欲が出ず、結局一人で家に閉じこもっていました。
「なんで・・・・? なんでなんだよ・・・・・・・」と頭の中で繰り返しながら。


そして、ここから僕の生活は激変していきます。



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