パニック障害になりやすいのはどんなタイプの人?

パニック障害になりやすい人 パニック障害の基礎知識

パニック障害の日本人の生涯有病率は、約3%ほどと言われています。
つまり、100人いたら3人は一生のうちにパニック障害を患う計算ですね。

しかもこの割合は、あくまで「自覚している人」や「病院に行っている人」の割合なので、気付かずに苦しんでいる人も含めればもっと増えるでしょう。

では、どんなタイプの人がパニック障害になりやすいのか?

パニック発作自体は誰にでも起こる

実は、パニック発作自体は誰しもに起こり得る発作。
どんなに健康な人だろうと、メンタルが強い人だろうと、パニック発作はいつ起こっても不思議ではありません。

今普通に生活している人の中でも、「実は過去にパニック発作を起こしたことがある」という人も決して少なくないはず。
ただし、本人が自覚していない場合もありますが。
急な不調が来ても、「昨日何か悪いモノでも食べたのかも!」くらいで流せる人も結構いるので。

そう、パニック発作を起こしたとしても、そこからパニック障害になってしまうのか、何事も無かったように普通の生活に戻るのか、個人個人の性質によって違ってくるのです。

パニック障害になりやすいタイプ

同じ発作を起こしても、パニック障害になる人もいればならない人もいる。
では、どんなタイプの人がパニック障害になりやすいのか?

パニック障害になりやすいタイプは、主に以下のような人です。

■ストレス解消が上手くない
■プレッシャーに弱い
■完璧主義
■責任感が強すぎる

■神経質で細かいことが気になる
■落ち込みやすい
■気配りができすぎる
■空気を読みすぎる

僕が見てきた中では、こういった方がパニック障害になりやすいと感じています。

何しろ、まだまだ分かっていないことが多い病気なので、あくまで主観ではありますが。。。

 

パニック障害になりにくいタイプの人は、上記の逆のパターンの人です。

あまり細かいことを気にしなかったり、物事を深く考えなかったり、おおらかだったり、何事もほどほどにこなしていたり。

特に『何事もほどほど』というのがポイントですね。
いわゆる『適当力』と言いますか。
適当力が高い方が、人生は生きやすく楽しめるように思います。

もちろん、適当ゆえの失敗やマイナスもあるでしょうが、責任を感じすぎたり、何事も完ぺきにやろうとしすぎたりするよりは肩の力を抜いて生きていけます。

僕も、頑張って適当力を身に付けようと頑張っている最中です。。。

性別による違い

性別によって、「パニック障害になりやすい・なりにくい」はあるのか?

これは、あくまで統計上ではあるものの、男性に比べ、女性の方が2倍ほどなりやすいようです。

パニック障害の原因については、以下の記事でも述べました。

[関連リンク] ■ パニック障害とは何なのか?パニック障害の症状や原因、パニック発作の症状や予期不安について

この記事で書いた通り、『遺伝子』などの要素も絡んでくる可能性があるので、科学的にも「女性の方がパニック障害になりやすい」ということがあるのかもしれません。

一過性の強烈なストレスにも要注意

性格的にパニック障害になりにくい人でも、一時的に強烈なストレスに晒されるとパニック障害を発症してしまう可能性があります。

例えば、、、

「社運を懸けたビジネスのリーダーを任された」
「人前に出るのが苦手なのに大勢の前でスピーチすることになった」
「心底惚れていた恋人にフラれた」

・・・など。

どんなにストレス解消が上手な人でも、それを上回る強烈なストレスに晒されれば、脳内の神経伝達物質のバランスが崩れやすくなり、パニック障害発症のリスクも増えると思われます。

 

芸能人で言うと、長嶋一茂さんがこのパターンですね。

偉大な野球選手である長嶋茂雄さんの息子、ということで過剰なプレッシャーがあり、過呼吸型のパニック障害を発症してしまいました。

やはり、あのミスターの息子ということで、野球に対する周囲からの期待は凄かったのでしょう。
必要以上に上がってしまっているハードルを越えられず、苦しんでいらっしゃったようです。

さらに、野球だけでなく私生活などにも注目が集まっていましたから、そのストレスは半端ではなかったはず。

ちなみに、野球引退後も重度のうつを発症したりとかなり苦しまれたようですが、今ではかなり回復されたそうです。
テレビなどでも、その元気な姿が見れますよね。

 

このように、過度なストレスを受け続けていたり、一時的であろうとそのストレスが強烈なものであれば、パニック障害へと繋がってしまう可能性があるので要注意です。

耐えきれないほどのストレスを抱えた時は、迷わず心療内科へ相談に行きましょう。
我慢しても何の解決にもなりませんので。

仮にパニック障害になっても落ち込む必要など無し!

以上が、パニック障害になりやすいと思われるタイプについてです。

ですが、あくまで「パニック障害を患う人にはそういうタイプが多い」というだけであって、当てはまらなければ大丈夫ということではありません。
誰にでもパニック障害を患う可能性はあります。

上述したように、生涯有病率は約3%とそこそこ高く、いつ誰がパニック障害になってしまっても不思議はありませんので。

ですから、パニック障害になってしまったことで、「自分は特別な病気になってしまった・・・・ なんてツイてないんだ・・・・」などと落ち込まないでください。

世の中に星の数ほど存在するあらゆる病気。
その一つを患っただけのこと。

不運でもなんでもありません。
生きていれば、誰だって何度か病気にはなるのですから。

たとえパニック障害になろうとも、焦らず、ゆっくり治していけばよいのです。

これは、僕も自分自身にいつも言い聞かせている言葉です。

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