パニック障害は再発しやすい? いえいえ、表現がおかしいです

再発 パニック障害の基礎知識

「パニック障害は再発しやすい病気」

よく、こんな言葉を耳にします。

でもこれって、パニック障害患者を無駄に怖がらせてしまうだけなんですよね。
医者とか学者とかでも、平気でこういった表現を使います。

 

ですが、決してこんな言葉を真に受けて怖がったりなんてしないでください。

大体、パニック障害の再発ってなんですか?
僕は、この表現自体おかしいと感じています。

じゃあ、一旦引いた風邪が治り、その半年後にまた風邪を引いたら、いちいち「風邪が再発した」って言うでしょうか?
「風邪は再発するから怖い」なんて言うでしょうか?

言いませんよね。

僕は、これと同じだと考えています。

パニック障害やうつは「心の風邪」なんていう表現をされます。
実際は脳の機能障害ということが分かってきていますが、その機能障害を引き起こすのは結局『心』や『感情』なのだと思っています。
心や感情を司るのも、当然『脳』なので。

 

もちろん誰だって、たまには精神的に調子が悪い時はあるでしょう。
これは、パニック障害を持っている人に限ったことではありません。

ただ、パニックやうつを経験した人は、精神的不調に敏感になっているため、ついつい「再発」という言葉がチラついてしまいます。

でも、パニックやうつの人じゃなくても、ストレスなどで精神の調子が悪くなることは普通にあります。

パニックやうつを経験していない人は、それに近い状態になったとしても、

「ただ一時的に疲れている」
「ちょっと精神的にまいっている」

と考えて、気付けていないだけ。
一歩間違えば、そこから本格的なうつやパニック障害へと進んでしまいます。

そう、誰だってうつやパニック障害まで進行してしまう可能性があるし、風邪と同じく誰だって再発はあるのです。

風邪に限らず、胃痛も再発するし、下痢も再発します。
どれも、不摂生やストレスなどが原因となることが多いもの。

パニック障害も、寛解(症状が出なくなった状態)したとしても、不摂生をしていたりストレスに対して何も対策せず無防備だったりすれば、当然再発の可能性は高くなってきます。

真冬に裸で寝てれば風邪をひく可能性が高くなるのと全く同じ。
胃痛持ちなのに毎日揚げ物を食べていれば胃が痛くなるのと全く同じ。

好き勝手にやっていれば、病気になる可能性が高くなるのは当たり前の話なのです。

 

今ではだいぶパニック障害に苦しめられることがなくなった僕も、もちろんたまに調子が悪い時はあります。

そういう時は、当サイトの「パニック障害克服法」に載せているような方法で回復を図っています。

いちいち、

「ああ、まだ治ってないんだ・・・」
「再発したんだ・・・」

などと落ち込むことなどありません。

もちろん昔はいちいちヘコんでいましたが、その頃はまだパニック障害のことについて全く無知で誤解していた頃。

パニック障害のことを知るたび、そして人生経験を重ねるたび、「こんなことは悩むことじゃないんだ」ということに気付かされたのです。

 

ですので皆さん、「パニック障害は再発しやすい」などという言葉に脅かされないでください。

パニック障害に「再発」などという言葉を使うこと自体、そもそもおかしいのですから。

少し調子を崩したら、風邪を引いた時同様に、ゆっくり静養したり、王道の治療法・克服法を実践すればいいだけなのですから。

コメント

タイトルとURLをコピーしました