アルコール(酒)はパニック障害を悪化させる?

パニック障害とアルコール パニック障害コラム

パニック障害アルコールとの関係はどうなのか?
パニック障害を持っている人の中に、こういった疑問を持っていらっしゃる方も結構いる模様。

パニック障害持ちで、毎日の晩酌が欠かせないほど酒が大好きという僕にうってつけのテーマです。。。

ということで、僕の経験・考えをメインに据えつつ、パニック障害とアルコールがどういった関係にあるのかについて書いていきます

予期不安や一時的な不調を緩和するには効果大

以前、精神科医が監修した記事で、

アルコール(酒)・カフェイン(コーヒー)・タバコがパニック発作を誘発することもある

という一文を発見したことがあります。
わりと権威あるニュースサイトに掲載されていた一文でした。

正直これには、強い違和感を覚えました。
しかもこういった一文は、他のニュースサイトでも散見されます。

カフェインについては確かにそうなのでしょう。
カフェインには興奮作用があるし、それが発作を誘発するというのは分かります。
実際に僕も昔、コーヒーを飲んで動悸が激しくなり、発作を誘発しそうになったことがあるので。

タバコについては・・・
だいぶ前にやめたので、ちょっとよく分かりません。
なので言及は避けようと思います。

余談ですが、僕の禁煙法についてはこちら。

[関連リンク]■ 禁煙に薬も病院もアプリも不要!僕が実際に成功した、タバコをやめたい方におすすめのお手軽禁煙方法

 

しかし、アルコールに関しては今でも絶賛摂取中。
日々の晩酌が生きがいなほどに。。。

その経験から言わせていただきますと、アルコールがパニック発作を誘発するという可能性は少ないと思っています。

もちろん、よほど体質にアルコールが合っていなかったり、飲みすぎたり、妙な体調な時に飲んでしまったり、という例外を除けば、ですが。
例外を言い出したらキリがありません。

まずアルコールには、自律神経を整え、気持ちをリラックスさせる効果があります。
「適度な飲酒はストレス解消に繋がるので体に良い」・「酒は百薬の長」、と言われている所以ですね。

僕も、ちょっと自律神経が乱れていて体的にきつい時や、不安感が高まって発作が頭にチラつく時などでも、晩酌開始によって絶好調へと変貌を遂げることが多々あります。
アルコールによって不安感などが悪化したことは人生で一度もありません。
ましてや、アルコールきっかけでパニック発作が起こったことも当然ありません。

個人差はあるでしょうが、アルコールの性質上、適量の摂取ならば状態は良くなることがほとんどだと思われます。

 

「アルコールがパニック発作を誘発する」というのは、ごくごく少ない事例を取り上げているのかもしれませんが、それを言い出したら何にでも当てはまります。
普通の食事だって、パニック発作を誘発する可能性はゼロではないでしょう。
実際に僕は、少し食べ過ぎてしまった時に急に気分が悪くなり、発作を起こしかけたこともあります。

「誘発の可能性があるという言い方をしておけば問題になることはないだろう」

そう考え、何があっても責任を取らないでいいように逃げ道を用意したいだけということも多いんじゃないかと思えてしまいます。

アルコールに頼り過ぎるのは危険

アルコールが体質的に問題なく、適量の飲酒を心掛けているのならば、不安を解消したり発作を回避したりするのに有効だと思われますが、とはいえ頼り過ぎるのは当然NGです。
誰しもが想像できるであろう、『アルコール依存症』の危険があるのですから。

依存症までいかなくても、飲み過ぎは様々な病気を引き起こします。

 

アルコールは、本当に便利な薬だと思います。。
処方箋もいらず、大人であれば普通にその辺のコンビニやスーパーで24時間いつでも手に入るのですから。

厳密に言えば、大人でなくとも、「大人に見えれば」それでOK。
酒購入時に必ず身分証明を求められるようなことはありません。

欧米の先進諸国に比べると、酒に関してはかなり寛容なのが日本という国です。

それゆえ日本は、「大麻や覚せい剤は絶対に駄目だけど、酒(アルコール)はまあ別に・・・」という風潮が強いです。

もちろん大麻も覚せい剤も絶対に駄目ですが、欧米では、アルコールも同じくらい危険視されています。
日本にはその感覚がないので、アルコールに関してはかなりガードが緩いんですよね。

そのため、日々の不調や予期不安を抑えるためにアルコールに頼るパニック障害持ちの方も多いというのが現状。
アルコールが持つ高い精神安定効果ゆえ、ですね。。。

 

しかし、時も場所も選ばずアルコールを摂取することが習慣化してしまうのはかなりまずいです。

結果的にパニック障害を悪化させてしまうことにも繋がりますし、社会生活を円滑に送るのが難しくなりますし(酒を飲んで仕事には行けないので)、そもそもアルコール依存症というもう一つのハンデを背負うことになってしまうかもしれないのですから。

抗不安に効果を感じていたとしても、アルコールとの付き合い方については、慎重に慎重を重ねるぐらいの注意が必要だと思います。

僕のアルコールとの付き合い方

僕は在宅での自営業なので、正直、飲もうと思えば朝からでも飲めます。
しかし「それをやったら終わりだ」という強い危機感を持っているため、朝や昼から酒を飲むようなことだけはやらないようにしています。

僕が自宅で酒を飲む場合に、個人的に設けているルールは以下の通り。

■17時を過ぎるまでは飲まない
■飲酒時間は、3時間以内で収める

これを徹底的に心掛けるようにしています。

 

誰も監視する人がいない状況で、自分が自分に課したルールを守るのは難しいように思われるかもしれません。

しかし自営業という性質上、自己管理は必須。
最低限の自己管理すらできない人間は、自営業では食っていけないので。
僕の場合は、この性質によってなんとかなっているのかもしれません。

おかげでアルコールは今でも、適切な自律神経の安定や不安抑制に大いに役立ってくれています。
とはいえ、そのために酒を飲んでいるわけではなく、基本的には好きだから飲んでいるだけなのですが。。。

最後に

アルコールとの付き合い方さえ間違えなければ、パニック障害持ちにとっても酒は有用だと思います。

何より酒好きにとって、飲み会の場や外での一人飲み、家での晩酌は本当に楽しいもの。
このストレス解消が心身に良い影響を与えてくれると信じています。

 

しかし、「アルコールとの付き合い方を間違えない」というのは本当に難しいですよね。
アルコールは劇薬なのですから。

適切にアルコールと付き合えているのならば、気にすることなく今後も今までのペースで付き合っていけばいいでしょう。
僕もそうしていくつもりなので。

しかし人によっては、自分の意志だけでアルコールと適切に付き合うことが難しい場合もあります。
そういった場合は、強い気持ちを持って一旦アルコールと決別するか、無理ならば病院の力を借りるか、という手段を取るべき。
更なるパニック障害の悪化や、追加のハンデを背負わないためにも。

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