パニック障害治療に漢方薬は効果があるのか?実際に半年間飲み続けてみたその効果は?

漢方薬 パニック障害コラム

2014年の中盤くらいからでしょうか。
またちょっと、調子が悪くなってきたんです。

具体的な症状としては、、、

●倦怠感
●お腹の不快感
●腰痛
●頭重感
●集中力の欠如
●やる気が出ない
●のぼせ・ほてり
●不安感
●絶望感
●めまい
●あご周りの不快感
●細かいことが異常に気になる
●動悸
●息苦しさ

・・・と、こういった症状を強く感じるようになってきました。

これらは、典型的な「自律神経失調症」の症状。
こうした不快な症状が、ランダムに襲ってくるのです。

ちなみに、一気に全部の症状が来るわけではありません。
日によって、上記のうちの何個かにやられる、という感じです。

こういう症状に悩まされるのは、もちろんパニック障害が原因
すべての発端はここですから。

まあ、これは「卵が先か鶏が先か」の理論と同じで、どちらがそもそもの発端なのかを突き止めるのは困難なのですけどね。
自律神経がやられてパニック障害になったのか、パニック障害になったから自律神経が弱まってきてしまったのか。

でも個人的には、パニック障害スタートかな、と思っています。
パニック障害を自覚しだした22~23歳頃は、今思い返せばまだまだ自律神経も問題なかったので。

あと、年齢もあるのでしょうね。
こういう症状が気になりだしたのは、37~38歳ぐらいからですから。
いろいろと衰えてくる部分もあるのでしょう。

かといって、このまま年齢のせいにして諦めるというのもイヤです。
38歳といえばもう立派な中年ですが、その反面、働き盛りで人生まだまだこれから!という楽しい時期でもあるのですから。

今までは不快な症状が出るたびに、デパス・ワイパックスの抗不安薬コンビにご登場いただき、その場しのぎを繰り返していたわけですが、いつまでもこんなその場しのぎじゃダメだと思い、根本的な解決に踏み切ることにしました。

そこで選んだのが・・・・・・

ええ、「漢方薬」です。

西洋医学と東洋医学

東洋医学の長とも言える漢方薬は、実は以前からすごく興味がありました。
いろいろな症状に対して、「何をしても治らなかった中で、最終的に漢方で治った」という話をよく聞いていたので。

しかし、どこか都市伝説的と言いますか、今まではそういう色眼鏡で見てしまっていた部分もあります。
そんな都合のよい話があるのだろうか、と。
漢方飲めばすべて治る?そんなバカな、と。

ところが、今回改めていろいろ調べてみたところ、あながちバカにできないのかな、という結論に達したわけです。

 

まず、、、

デパスやワイパックスなどの抗不安薬。
パキシルやジェイゾロフトなどのSSRI。

こういったいわゆる「西洋医学による薬」は、そのすべてが100年にも満たない歴史しかない薬です。

対する東洋医学から生まれた漢方薬は、数千年の歴史があります。
幾度となく失敗と成功を繰り返し、半ば人体実験に近いことを重ねてきた上で、今の確固たる薬効を持つ漢方薬が生まれているわけです。

 

ただし漢方薬は、西洋薬のように数々の実験データに基づき、効果が科学的に証明されているものではありません。
「経験薬」と言われるように、「結果的に効いているみたいだから使う」といった側面が漢方薬にはあるのです。

今でこそ、漢方薬も多少は科学的な根拠も付与されているようですが、西洋薬と比べればまだまだといった印象。

なので、西洋薬に比べれば「効果の保証」という部分では弱いと思います。

 

しかし、それで良いのです。

西洋薬は、スパっと効く薬が多いために、その分副作用もあれば依存性もあります。

ところが漢方薬は、即効性はなくじんわりと効くため、依存性の心配はありません。
そして、間違った処方をされない限り、基本的に副作用も少ないです。
化学物質ではなく、自然のものを活用した「生薬」由来なので。

自らの体を使って漢方薬実践することを決意

・・・と、ここまでウダウダと書いてきましたが、これらはすべて、自分でいろいろと調べた結果についての個人的な見解。
実際、漢方薬がどの程度効果があるのかわかりません。

なのでここからは、実際に自分で漢方薬を飲んでみた結果について書いていこうと思います。

 

自律神経を強化してパニック障害を完全に抑え込むことを目指し、漢方薬に興味を持ちだした僕。

自律神経を強くすることができれば不安体質から脱却できるという、パニック障害克服のための最も強力な対策法だと思っているので。

が、「絶対にやってみるべきだ!」と思いつつも、持ち前の面倒くさがりが勝ってしまい、なかなか始められずにいました。

 

しかし・・・・・・

忘れもしない2015年5月13日(水)、ついに漢方薬生活をスタートさせました!!

最初に漢方薬局を訪れた時には、やや緊張しましたね。。。
あの独特のにおいと雰囲気は、なかなか圧倒されます。

ですが、応対してくれた院長先生が素晴らしく良い人で、年は50歳くらいなのにかなり若々しくハキハキとしていて、とても丁寧で感じがよく、ニコニコと笑顔でわかりやすく漢方について説明してくれたのが印象的でした。

あの若々しさは、やはり漢方の力・・・?
だとしたら、やっぱりすごいな漢方・・・

と、そんな感じで一人勝手に漢方の魅力に取りつかれていました。
まだなんの恩恵も受けてないのに。。。

漢方的体質診断、『虚証』と『実証』

面談が始まり、まずは僕の体質のチェックから。
先生がいろいろと質問し、僕がそれに答えていきます。

漢方薬は全部で150種類ぐらいあるのですが、その中から、その人の体質に合った漢方薬を処方するというのが一般的。

どの漢方薬を使うべきかの判断をするために、漢方医の方は様々な質問をしたり、舌の状態や体つきなどを念入りに確認します。

その結果、僕に出されたのは「柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)」という名前の漢方薬。

後々調べて知ったのですが、これは「自律神経失調症やパニック障害といった場合に出される王道の漢方薬」という感じでした。

ほぼ同様のものとして、「桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)」というのもあります。
これは、漢方でいうところの「虚証」の人に処方される漢方薬。

「虚証」というのは、体質的に弱めな方の事を指します。
反対が「実証」で、体質的に強めの方の事です。

僕は、おそらく「虚証」と「実証」の中間型と判断されたんじゃないかなぁと思っています。
中間以上ならば、「柴胡加竜骨牡蛎湯」になるようなので。

最初に飲み出した漢方薬は『柴胡加竜骨牡蛎湯』

柴胡加竜骨牡蛎湯は、11種類の生薬からなる漢方薬。
主に、不安や緊張が強く、のぼせやダルさや頭重感や集中力の無さなどの改善に役立つ模様。

僕の場合は、11種類の生薬の中から、「ダイオウ」というものを抜いてもらいました。
これは、お腹を緩くする効果があるため、便秘がちの人にはよいのですが・・・
僕はもともと緩い方でして、さらに酒を呑むという事もあり、不必要ということで抜いてくれました。

ちなみに、漢方薬と酒との相性は悪くなく、漢方薬の服用を続けながらアルコールを摂取しても問題ないそうです。

もしかしたら漢方薬の種類によってはアルコールが駄目な場合もあるかもしれませんが、少なくとも『柴胡加竜骨牡蛎湯』は特に気にせず酒を飲んでもよいとのこと。

毎日の晩酌が生きがいの僕にとっては、本当にありがたいことです。。。

漢方薬を飲み出して2週間後

漢方薬「柴胡加竜骨牡蛎湯」を開始して約2週間が経過しました。

しかし、この時点では特に変化は見られません。

ただ、漢方というのは即効性がないものというのは事前に知っていたので、この結果については特に何も思いませんでしたね。
まずは、3ヵ月は黙って飲み続けようと思っていました。

それくらいの期間が経ったところで、多少なりとも良い変化があるようならば、そのまま半年~一年と飲み続けていこうと決めていたのです。

「少しでもいいから早く効果を実感したい・・・」

そう感じながら、祈るように毎日漢方薬を飲み続けました。
毎朝鍋で煎じる面倒くささに耐えながら。。。

1か月目で、少し変化が・・・?

来る日も来る日も、朝起きた直後から鍋に漢方薬を入れ、コトコトと10分ほど火にかけて煎じ、それを魔法瓶的な水筒に入れて一日三回飲む。

これを繰り返すこと約1か月。

するとここへきて、なんだかちょっと変化を感じられるようになってきました。
いや、そうは言ってもほんのちょっぴりですけどね。。。

 

僕の場合、特に曇天の時に自律神経が乱れまくって、妙な予期不安やダルさや、その他様々な自律神経失調による不快な症状が出るのですが、その辛さが「10」だったのが「7~8」くらいに感じられるようになったのです。

しかし前述の通り、漢方薬に即効性はありません。
ある程度の期間飲み続け、その間で段々とじんわり効いてきて、長い目で見て体質ごと改善していこう、というもの。

なので、この効果には非常に満足しています。
なんら効果が無くても、3ヶ月は飲み続けようと思っていましたし。

 

ということで、この後も日々頑張って飲み続けることを決意。
手間はかかりますが、自分で鍋に火をかけて作る「煎じ薬」の方が、お湯でとくだけの簡単な「エキス剤」よりもはるかに効果が高いみたいなので。

手軽なものは効果が低い。
手がかかるものは効果が高い。
当たり前ですね。

どうせ漢方薬を飲み続けるのならば、面倒とはいえ、煎じ薬がお勧めです。

漢方薬は長期的な目線で見るべき

毎朝、起きてからすぐに漢方薬を煎じる生活も早2ヶ月目。
この頃には、慣れ親しんだルーチンワークのごとく、起きると真っ直ぐ台所へ向かうようになっていました。

まず鍋に水を入れ、そこへ漢方薬を投入。
そこから7分程煎じます。
その間、煎じた漢方薬を入れておくための水筒を洗い、時間が来るのを待ちます。

7分後になるようにセットしたタイマーが「ピピピっ」と鳴れば、そこからもう20~30秒待ってから火を止めます。

この20~30秒には特に意味はありません。
「最後のもう一煎じによって、一層良いエキスが抽出されるんじゃ?」という個人的な思い込みから、この習慣がついてしまいました。
まあ、意味ないんでしょうけどね・・・

そしてその後は、毎朝定番の一杯を飲みます。

「漢方薬はまずい」というのが定説ですが、体に合っていればわりとすんなりと飲めることも多いらしく、僕もこの頃には「美味くはないけどまずくもない」という感じで自然に飲めるようになりました。

こうして、朝イチの空腹な体へ漢方薬を染み渡らせたところで、その日一日がスタート。
これが、この頃の僕の朝の過ごし方でした。

 

で、肝心かなめの「体の調子」ですが、、、

数週前まで、「10辛いところが、7~8くらいに感じられる日が出てきた」という感じでしたが、その後はあまり変化がありませんでした。

ただ、漢方薬というのはじんわりと効いてくるもの。
焦ってはいけないことは重々承知していました。
多少なりとも効果を感じられているのなら、それで充分なのです。

あとは、根気よく続けていくだけ。
先ほど書いたように、まずは3ヶ月間は黙って飲み続けることが前提。

3ヶ月間で多少なりとも効果を感じられれば、そのまま半年~一年と飲み続けるつもりでした。

 

僕の場合、パニック障害からくる自律神経の不調が慢性化していたので、そんなにすぐには治らないだろうと思っていました。

一説には、「漢方薬は、不調を患った期間と同じくらいの期間飲み続けるべき」なんてことも言われてるみたいですし。

でも、僕がかかっている漢方の先生に聞いたら、「さすがにそれは極端」とおっしゃってましたが。
慢性化していれば多少薬を飲む期間は長くなるものの、「15年前から慢性的に苦しんでいたのなら15年間漢方薬を飲まなきゃいけない」なんてことはないそうです。

 

とはいえ、もちろん即効性がないことは確かなので、しばらく飲み続けるしかありません。

さてさて、どうなっていくのか・・・?

漢方薬、一時中断・・・

特に目立った効果を感じないまま、3ヵ月が経過。
もちろん、毎日欠かさず「柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)」を飲んでいましたが、やはり特別大きな効果は得られませんでした。

漢方薬は、そこそこ高価な薬。
あくまで僕の場合ですが、2週間分で15,000円ほどかかっていました。

ツムラなどから出ているエキス剤ならばもっと安いのですが、生の素材から組み合わせているガチの漢方薬の場合、どうしても値段が上がってしまいます。
その分、効果の方も期待できるのですが。

 

ここで僕は一旦心が折れ、しばらく漢方薬を買いに行くのをやめてしまいます。

費用がそこそこかかる上、毎日の手間もある。
そんな苦労を乗り越えているのに、3ヵ月経っても特別大きな効果を感じられない。

こんな状況に耐えられなくなってきたのです。

 

約2週間ほど経った頃でしょうか。
それまでライフワークと化していた、毎朝の漢方薬を煎じる作業をしない中で、ふと思ったのです。

「・・・もったいなくない??」

これまでの間、高価な漢方薬を手間暇かけながら3ヶ月も飲んできたのに、ここですべて無しにしてしまうのはあまりに虚しい、そう思うようになりました。

「単に今の漢方薬が合わなかっただけなのかもしれないじゃないか。 もう少し、いろいろと相談してみるべきだ。」

そう思い立ち、再び相談に行ってみることにしました。

最初の漢方薬が合っていなかった?

再度漢方薬についての相談に訪れた僕。

そこで、これまでに湧き出た疑問などを遠慮なくぶつけたところ、先生から以下のような言葉が出ました。

「今までの話を総合すると、柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)ではなく、桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)の方がいいのかもしれませんね。」

実は僕、柴胡加竜骨牡蛎湯を処方された時に、いろいろと調べていたんですよ。

柴胡加竜骨牡蛎湯は、体力がある「実証」と呼ばれるタイプに処方される漢方薬。
それと対を為すように、体力のない「虚証」と呼ばれるタイプに処方されるのが桂枝加竜骨牡蛎湯。

自分で言うのも何なのですが、僕は体力には自信がありました。
不定期ながらジムにも通い、同年代の人たちと運動する機会があった時も一番バテるのが遅かったりしたため、「普通のアラフォーよりは動ける。つまり体力も普通よりはあるはずだ。」と思い込んでいました。

しかし、漢方的に言う「実証」「虚証」は、表面上の体力ではなく、内面的な力を指すようなのです。

そういう意味では、確かに僕は「虚証」だと思います。
風邪もひきやすく、神経も細いですし、クヨクヨと悩みやすいですから。

それならば、と言われるがままに桂枝加竜骨牡蛎湯を飲み始めることになりました。

 

すると、、、

飲みだして2週間ほどしてから、いきなり効果を実感しました。
今まで「10」辛かったところが、「8」や「7」くらいまで辛さが減る日が増えていったのです。

とはいえ、これはまだまだ序盤。
柴胡加竜骨牡蛎湯の時も、最初はこのくらいの効果は感じられましたから。

肝心なのはここから。

さて、どうなるのか?
期待と不安が半々な状態で、毎朝漢方薬を煎じる作業に勤しみました。

最後の望み、桂枝加竜骨牡蛎湯!

満を持して飲み始めた桂枝加竜骨牡蛎湯。
実は虚証だったと分かったことで、この漢方薬にはかなり期待をしていました。

こうして、桂枝加竜骨牡蛎湯を飲みだして約1ヶ月半。

その結果は・・・・・・

残念ながら、柴胡加竜骨牡蛎湯と同様に効いているような効いていないような、という感じで特に大きな効果は感じられず・・・

しかし、何度も書いている通り漢方薬は長期で飲んでジワジワと体質を変えていくという性質の薬。
ということで、ひたすら我慢して飲み続けることに。

 

こうして、「桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)」を飲み続けること約3か月。

僕が出した答えは・・・

「漢方薬は個人的に合わない」

これでした。。。

効果が出てくるどころか、飲み続けるにしたがって、今までなかった不快な症状が追加されていき・・・

例えば、「胸痛」・「めまい」・「耳鳴り」などです。
これらも、自律神経失調症の代表的な症状ですね。

なので一旦飲むのを中断してみたところ、上記のような症状は軽くなっていきました。

確実なことは分かりませんが、状況証拠から判断すると・・・やはり僕の体には漢方薬が合わないのではないかなと判断し、これにて漢方薬での体質改善を諦めることにしました。

他の漢方薬を試すという方法もあった

こうして終わった、僕の漢方薬体験。

もちろん、ここで諦めずにいろいろな漢方薬を試していくという方法も無くはないです。

ただ、漢方薬は非常に高価なもの。
漢方薬局で処方される漢方薬は保険が効かない為、一ヶ月で2~3万円ほどの費用がかかります。

この高額な費用を賄いつつ、体質に合うかどうかもわからない漢方薬を地道にいくつも試していくという作業は、僕にはやり遂げられる自信がありませんでした。

保険が効く「エキス剤」ならばかなり安くなるのですが、その分効果がかなり落ちてしまいます。
ツ○ラとかクラ○エの漢方薬ですね。
無意味ではないのでしょうが、保険が効かない漢方薬局の「煎じ薬」と比べると、効果は歴然と違うようです。

 

というわけで、ここまで続けてきた漢方薬ですが、一度終了することにしました。
もしかしたらどこかのタイミングで再開することもあるのかもしれませんが、今のところ予定はありません。

今にして思い返せば、毎朝起きては漢方薬を煎じるあの生活がやや懐かしいです。。。
やっている時は面倒くさく感じていましたが、「これが体質改善に繋がり、自律神経失調症が治り、結果的に予期不安も無くなったりするのでは?」なんて期待していたため、それなりにやりがいもあったので。。。

漢方薬での治療はお勧めか否か?

とりあえず、「自分には合わない」という結論を導き出し、漢方薬での治療をやめることにした僕。

では、「漢方薬はやめておいた方がいいの?」と聞かれたらどうするのか?

その場合は、、、

「興味があるなら、是非やってみるべき」

と答えるつもりです。

 

今回はあくまで、僕には合わなかった、というだけのこと。
体質は人それぞれ千差万別。
合う・合わないがあるのは仕方のない事です。

それに漢方の先生曰く、「ここまで合わない人は珍しい」とのことでしたし。
実際、漢方薬で副作用的なものが出ることは少ないんですよね。
僕は、見事にその少ないパターンに当てはまってしまったわけで・・・

僕が通っていた漢方薬局は、地元で70年以上開業している老舗店で、近所の評判も非常に良く、先生の人柄や経歴も素晴らしい最高のお店でした。
そんな先生の言葉なので、「ここまで合わない人は珍しい」というのは真実なのでしょう。

それに僕は、結局2つの漢方薬しか試していません。
もっといくつも試して体質に合う漢方薬をじっくり探っていく、というパターンも多いようなので、僕のあきらめが早すぎたというのもあると思います。

 

ということで、興味もない人に無理に勧めたりはしませんが、自ら「やってみたい」「興味がある」という場合は、「是非やってみた方がいいよ」と背中を押すつもりです。
漢方で体質改善に成功した人たちも大勢いますし。

■毎朝漢方薬を煎じるガッツ
■月数万円の費用の捻出
■いくつもの漢方薬を試し、自分に合うものを粘り強く探す根気
■半年~1年単位で飲み続ける覚悟

こういったことを事前に理解した上で、「それでも試したい!」と思う方は、是非是非チャレンジしてみることをお勧めします。

漢方薬での治療は、効果がゆっくりで時間がかかる分、一度効果が出れば一生続くことも珍しくありませんので。

 

漢方薬治療を試してみるかどうかを悩んでいる場合は、漢方薬治療のメリット・デメリットをじっくりと考慮した上で決めるのがよいと思います。

【漢方薬のメリット】
■西洋医学では原因不明な漠然とした体調不良にも効果あり
■一度効果が出れば一生続くことも多い
■副作用が出にくい
■依存性がない
【漢方薬のデメリット】
■効果の高い「煎じ薬」を選択すると費用が高くなる
■漢方薬の種類によっては味がまずい
■効果が出るまで数か月単位、下手すれば1年単位で見なければならない
■毎朝漢方薬を煎じるのが面倒

なお、漢方薬での体質改善を本気で目指すなら、高額&面倒ではありますが絶対に『煎じ薬』タイプを選択すべき。
『エキス剤』は手軽で安いですが、その分効果についてもかなり微妙な印象なので。

コメント

タイトルとURLをコピーしました