【催眠療法体験記⑥】催眠療法を受け始めてから1か月目・2か月目・3か月目・4か月目の状態

催眠療法 催眠療法

1回目の催眠療法を終えてからも、サボることなく週一回のペースで通い続けました。

今回の記事では、1か月目~4か月目までの症状の変化や僕の感想などについて書いていこうと思います。

催眠療法開始~1か月目までの様子

初回(1週目)は緊張したものの、2週目からはわりとリラックスして催眠療法を受けることができました。

部屋へ入る ⇒ ここ一週間の様子を伝える問診 ⇒ 催眠体操 ⇒ 催眠療法開始

という流れがわかっているので、落ち着いていられましたね。
やはり、「何をするのかわからない」というのが一番不安ですから。

 

2週目の催眠も、流れ・内容ともに1回目とほぼ同じ。

もちろん、催眠中に投げかけられる言葉には多少の違いはありますが、基本的には同じ趣旨のことを何度も何度もゆっくりと丁寧に語りかけてきます。
催眠状態の中で繰り返し暗示をかけられることで、意識が塗り替えられていくので。

唯一大きく違ったのは、催眠に入る直前の「両手を合わせた状態で自然と手と手が押し合い、震えやいろいろな動きを出す」というところ。
1週目もやりましたが、1週目の時は自分で力を入れて押し合っただけで終わりました。

しかし、ここで震えなどの動きを無意識で出せるようになることが重要らしく、2週目である今回はもっと時間を使って取り組みました。

大きく違ったのは、Kさんの口調。
基本的には終始ゆったり静かな口調なのですが、手を合わせて震えを出す段階の時だけは口調を荒げました。

「はい! 自然と手と手が押し合う! ほら、押し合うよ!! さぁ、どんどん手と手が押し合って、その押し合っている手がブルブルと震えてくるっ!!」

こんな感じで、そこそこ大きめな声で強めに語りかけてきました。

無意識の動きを誘発するためには、あえて口調を荒げる必要がある模様。

しかし、今回もやはり動きは出ず。
1週目の時と同様、意図的に力を入れて両手で押し合っただけ。

 

そして3週目の催眠療法時も、両手がブルブルと震えるような動きは出ずに終わりました。

 

迎えた4週目。
つまり約1か月目。

いつものように催眠体操まで終え、リクライニング仕様の椅子に仰向けで横たわりながら両手を合わせ、Kさんの言葉に耳を傾けます。

すると、、、

なんと、少しだけ動いたのです!

力を入れたつもりもないのに手と手が軽く押し合い、それに合わせて押し合っている両手が前後にちょっとだけ震えました。

催眠状態でうとうとしているのですが、「やった、動いた! 嬉しい!」と思ったことを覚えています。

この日以降、手の動きについてはどんどん出るようになり、日に日に大きく動くようになっていきました。

催眠療法1か月目~2か月目までの様子

こうして終わった最初の1カ月目。
受けた催眠療法は4回。

手の動きは出るようになったものの、実生活での変化はまだそんなに見られません。
ちょっとしたことで悩んだり落ち込んだりもするし、旅行への苦手意識はあまり取れていませんでした。

しかし、ここまでで受けた4回の催眠療法に共通しているのは、「終わった後には清々しいそう快感が味わえる」というもの。
頭を深くリラックスさせるせいか、凄くスッキリするのです。
ちょっとした体調不良も治ってしまうくらい。

たまに、「ちょっとお腹痛いなぁ」「なんか頭が重いなぁ」という感じで催眠を受けに行くことがあるのですが、帰る頃にはすっかり治っていることが多いです。
腹痛も頭痛も、神経性のものが多いですからね。
特に僕の場合は。。。

 

この後も、週に一回のペースで催眠療法を行ないました。

1回受けるたびに、「これで1万円かぁ・・・」という考えがたまによぎったりもしましたが、「いや、将来の為だ!」と納得させて続けました。

まだ大きな効果を実感できていなかったため、ついつい費用面の心配が出てしまう時もあったんですよね・・・

 

しかし、催眠療法を受け出して2カ月が過ぎた頃でした。
不意に嫁から、こんなことを言われました。

「あれ? 最近ケプケプ出てないね?」

ケプケプというのは、嚥下のこと。

実は僕、30歳手前くらいから空気嚥下症というのも持っていました。

 

空気嚥下症とは、緊張したり不安を感じたりした時に無意識に細かく空気を飲んでしまい、ゲップのような症状が繰り返し起こる、というもの。
パニック障害の副産物として患ってしまったようです・・・

ちなみに、この時に出るのは普通のゲップと違い、非常に苦しいもの。
ちゃんとゲップとして出てはくれず、ずっとくすぶっている感じでただ苦しく、気持ち悪いだけなのです。
吐きそうになることもしばしば。

しかし、これは病気ではなく一種の体質みたいなものらしく・・・
胃下垂などと同じで、治すとかどうとかいうものではないと医者から聞きました。
なお、心理的な要因で起こるので、抗不安薬を飲むとすぐに収まります。

実に苦しい現象でしたが、ほっといても、何かに集中したり、不安や緊張の元が去れば治るので、わざわざ薬を飲むことは少ないのですが。

例えば人前で喋らなければいけないような時。
直前まではケプっケプっとなって苦しい思いをしますが、いざ喋り始めてしまえば喋ることに集中するので治りますし、終わってしまえばさらにスッキリと治ります。

とはいえ、直前までは非常に苦しむので、できれば改善したいと思っていた症状でした。

 

そんな空気嚥下が、催眠療法を受け始めて2カ月目に全く起こらなくなっていたのです。

以前は頻繁にこの空気嚥下に悩まされていました。
ちょっと不安や緊張を感じるだけで、すぐにケプケプと苦しそうにする僕を見て、嫁もかなり同情していたようです。

なので、嫁が最初に空気嚥下が止まったことに気付いた模様。
本当に、ピタリと止まったのです。

これには正直驚きました。
ここまではっきりと効果が表れるものなのか、と。

この2カ月でかかった費用は8万円。
1回1万円で、週に1回なので。

正直なところ、今後続行するかどうか悩んでいました。
しかし、あの苦しい症状がたったの8万円で取れたのです。
たったの8万円で。

単純に「8万円」というと、大金かもしれません。
でも、対価が何かによっては、大金のはずの8万円が「たったの8万円」になるのです。

「新車のベンツ」と「空気嚥下が治る」。
8万円でどちらか好きな方を買っていいと言われたら、僕は迷わず「空気嚥下が治る」を選択します。

それくらい、僕にとって空気嚥下を治すのに8万円というのは安い金額なわけです。
本来、お金じゃ買えないものを買えてしまったわけですから。

こういった大きな効果も実感できたことで、今後も催眠療法を続行してみることにしました。

催眠療法2か月目~4か月目までの様子

こうして、その後も催眠に通い続けた僕。
ちなみに嚥下が治ったことをKさんに告げた時は、Kさんも自分のことのように喜んでくれました。

そのまま、週に一回のペースで通い続けましたが、その後は特に大きな変化は感じられず。

しかし、ちょっとした変化は感じていました。

はっきりと自覚できるものではなかったのですが、言われてみれば「そう言えば以前よりも細かいことが気にならなくなったかも」という気がしていたのです。

 

そんな中、僕に事件が起きます。
なんと、長野県に住む親戚の結婚式に呼ばれてしまったのです・・・

結婚式なのに「呼ばれてしまった」という言い方は失礼ですが、僕が住む千葉県から長野県までは、決して近い距離じゃありません。

つまり、苦手な「長距離移動」が発生します。
なので、ついつい身構えてしまうわけです。

というか、今までの僕ならば、迷うことなく断っていました。
「仕事が忙しい」といった適当な理由をつけて。

実際その親戚とは、そんなに普段から連絡を取り合うような仲ではなく、断ってもなんら不自然のない間柄でした。
嫁や僕の親も、当然断るんだろうと思っていたようです。

しかし、どうしたことか、気付くと嫁に向かって、、、

「・・・結婚式、行ってみようかな。」

こう呟いていました。
今までの僕ならありえない発言です。

どうやら、気付かないうちに長距離移動への苦手意識が薄れていたようで、なんとなく「行ってみようかな」という前向きな気持ちになっていたのです。

不思議と、長野までの移動をイメージしても、以前ほど強くは嫌な気持ちになりませんでした。

これには周りもかなり驚いていましたね。。
「まさか行くって言うとは思わなかった」と。

嫁に至っては、「催眠ってホントに凄いんだね!」と目を白黒させてましたから。

正直最初は「催眠なんてうさんくさい」と思ってたらしいですからね、嫁。。

そんな嫁が、こんなに考えがガラっと変わるとは・・・
そっちの方が僕にとっては驚きでした。

 

こうしたことから、催眠による効果は、自分で気付くよりも周りの人の方が気付きやすいということが言えるかもしれません。
自分ではあまり変化がないように思っていても、周りからすれば充分変わってきてるように見えるみたいです。

 

そして実際に、結婚式には参加しました。
行ったのは、僕の両親・嫁・子・僕の5人。
移動は車。

ちなみに運転は僕の父がしました。
運転が好きな人なので、ここは素直に任せました。

ついでに家族旅行も兼ねて、5人で二泊三日の長野旅行を堪能してきました。

もちろん、何ら問題も起きず、急に不安になったりすることもなく、実に楽しい旅行となりました。
行動が前向きになることの素晴らしさを実感した出来事でした。

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