『運動療法』『食事療法』で自律神経を鍛え、不安に強い体を作る

運動 治療法・克服法

精神的な不調の原因は、生活の乱れからくることも多いというのは周知の事実。

■不規則な生活リズム
■睡眠不足
■運動不足
■栄養バランスの悪い食事

こういった「生活の乱れ」が自律神経を乱し、脳内の神経伝達物質のバランスも崩し、パニック障害やうつなどを発症しやすい状況が作られていきます。

そのため、一度パニック障害やうつを患ってしまった後は、日々の生活をしっかり整えていく必要があります。

その軸となるのが、『運動療法』『食事療法』です。

運動療法

「療法」などという言葉を使うと、何か大掛かりなことをやるように思われてしまうかもしれませんね。。。

しかしそうではなく、簡単に言ってしまえば【できるだけ毎日軽い運動をしましょう】というだけの話です。
スポーツジムに通って、限界まで走り込んだりゴリゴリに筋肉を鍛えたり・・・なんてことではありません。

運動は、本当に軽いものでOK。
近所を軽くジョギングしたり、家で20~30分ほどバイク漕ぎをしたり。

なんだったら、散歩だっていいのです。
散歩も立派な運動ですから。
買い物ついでに、なるべく階段が多い道を通ったり、ちょっと寄り道したりするだけでも充分運動になります。

こういった「あまり体に負担のかからない軽いリズム運動」「日光が出ている時」に行なうことにより、脳内のセロトニンが増えていき不安に対して強い体質ができていきます。

リズム運動とは、その名の通り一定のリズムで行なう運動のこと。
あまり体への負荷がかからず、数十分以上連続して行える運動が理想です。
代表的なのが「ジョギング」や「散歩」ですね。

また、適度に運動することによって程よく体が疲れ、夜の睡眠も良質なものになりやすいです。
どんな病気でも、寝ることこそが最大の治療薬。
寝ている間に、肉体も精神も回復していくわけですから。

 

僕も以前、ジョギングを継続して行なっていた時期があったのですが、この頃は非常に調子も良く、頓服として飲んでいた抗不安薬に頼る機会も減っていました。

運動による実際の効果に加え、「ちゃんと体に良い事をできている!」という思い込みも、メンタルにといって良い影響を与えていたのだと思います。

 

運動は、やはり健康の基本。
これは、何も肉体的なことだけではありません。
運動は、メンタルに対しても非常に優れた効果を発揮してくれます。

運動が苦手な方や、なかなか時間が取れないという方も多いと思いますが、そんな方はまず「歩く時間を増やす」「坂道や階段がある道を積極的に選ぶ」というところから始めてみてはいかがでしょうか?

食事療法

運動同様、健康の基本となるのは食事ですよね。
こちらも「療法」というより、「セロトニンを増やせる食材を多く摂る」というだけなのですが。

パニック障害の主な原因と言われているのは、「セロトニンなどの脳内神経伝達物質の分泌異常」です。

脳内物質は、摂取した栄養を元に生成されます。
それならば、脳内物質生成の元となる栄養を増やして、物理的にセロトニンなどの脳内神経伝達物質を増やしてしまおうじゃないか!というわけです。

食事療法単体では大きな効果は期待できませんが、日々の食事について気を付けつつ、継続的な運動や規則正しい生活、そして他の記事で紹介しているような様々なパニック障害克服法と併せて行なうことで、相乗効果が得られるはずです。

ということで、パニック障害に効果がありそうだと思える食材や栄養について列挙していきたいと思います。

トリプトファンを多く含む食材

セロトニンの元となるアミノ酸である「トリプトファン」。
「トリプトファン」が、「5-htp」というセロトニンの前駆体となり、5-htpからセロトニンが生成されます。

トリプトファンは体内では作られないため、食物から摂取するしかありません。
ですので、トリプトファンを多く含んだ食品を摂取することは、多少なりとも脳内物質の安定に役立つ可能性があります。

ちなみに、トリプトファンを多く含む食品の一例としては以下の通り。

■バナナ
■牛乳
■赤身肉
■カツオやマグロ
■タラコ
■チーズ
■納豆
■豆腐
■卵
■アーモンド

もちろん、トリプトファンだけ摂ればいいというものではありません。
バランスの良い食事こそが大事です。

バランスを考えた食事を摂りつつ、上記のようなトリプトファンを多く含む食材も加えていく、という形が理想でしょう。

 

なお、トリプトファンに関しては守るべき注意点があります。

それは、サプリメントなどでの過剰摂取は絶対にやってはいけない、ということ。

トリプトファンを摂取するのに、サプリメントを利用する必要はありません。
通常の食事だけで充分なのです。

トリプトファンだけを過剰に摂りすぎると、肝硬変など命に関わるような重篤な病気を患うこともあります。

何事もほどほどが大事です。

発芽玄米

抗不安物質である「ギャバ」を多く含む発芽玄米。

以前は、経口摂取しても脳血液関門というところでブロックされてしまい、直接脳に届くことはないと言われていましたが、最近の研究では経口摂取でも多少効果があるということがわかってきた模様。

よって、ギャバを特別多く含む発芽玄米を摂取することは、不安やストレスを抑えることに貢献してくれるかもしれません。
パニック障害を抜きにしても、発芽玄米は非常に健康に良い食品ですので、食べて損はありませんし。

普段は白米を食べるという人は、その白米をたまに発芽玄米(雑穀米も可)に替えてみてはいかがでしょうか?

エゾウコギ

エゾウコギは、朝鮮人参と同種であるウコギ科の植物。
北海道(旧・蝦夷)に自生するウコギ、ということでエゾウコギと呼ばれています。

主な作用としては、「抗ストレス作用」や「疲労回復」。
これらに効果があると言われています。

ストレスは万病の元。
もちろんパニック障害にとっても大敵。
抗ストレス作用のあるエゾウコギの摂取は、パニック体質改善とともに健康体でいることにも貢献してくれそうです。

ただ、発見されてからの歴史がまだ浅く、確実なことがわかっていないのがやや難点。
一応、副作用は少ないと言われています。
心配な人は、無理して摂取する必要はないでしょう。

しかし、古くからアイヌ民族の間でも使われていたことから、個人的には大丈夫だろうとは思っていますが。
僕自身、今でもたまに摂取していますし。

ちなみに、高血圧な方や妊婦さんは服用を避けた方がいいです。
「危険だから」というわけではないのですが、安全性が確認されていないため、一応避けた方がよいようです。

まとめ

運動療法や食事療法。
どちらも、単体でなんとなく実践しても効果は低いと思われます。

しかし、生活リズムを整え、日々できるだけ運動し、栄養のある食事を摂り、夜にしっかりと眠る。
こうした基本的なことをすべて組み合わせて継続的に行なうことで、大きな効果を発揮してくれるのかなと。

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